
厚生労働省は、8月1日(水)から雇用保険の「基本手当日額」を変更します。
雇用保険の基本手当は、労働者が離職した場合に、失業中の生活を心配
することなく再就職活動できるよう支給するものです。「基本手当日額」は、離
職前の賃金を基に算出した1日当たりの支給額をいい、給付日数は離職理由
や年齢などに応じて決められています。
今回の変更は、平成23年度の平均給与額(「毎月勤労統計調査」による毎
月決まって支給する給与の平均額)が平成22年度と比べて約0.2%低下し
たことに伴うものです。具体的な変更内容は以下の通りです。
【具体的な変更内容】
(1)基本手当日額の最低額の引下げ
1,864円 → 1,856円 (?8円)
(2)基本手当日額の最高額の引下げ
基本手当日額の最高額は、年齢ごとに以下のようになります。
○60歳以上65歳未満
6,777円 → 6,759円 (?18円)
○45歳以上60歳未満
7,890円 → 7,870円 (?20円)
○30歳以上45歳未満
7,170円 → 7,155円 (?15円)
○30歳未満
6,455円 → 6,440円 (?15円)
※ 変更の詳細については別添資料をご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002encm-att/2r9852000002envx.pdf